下流工程とは?どこまでの業務を担当するのか、やりがいなどを解説!

エンジニア未経験者が最初に参画することが多い下流工程。上流工程とは違いコーディングやテストなど実際に手を動かすようなポジションです。

下流と書いてあり字面はあまりよくないですが上流工程と同じくシステム開発においてとても重要な役割を果たします。

この記事では、そんな下流工程はどこまでの業務を担当するのか、必要なスキルややりがいなど、基礎的なことを解説します。

未経験者やこれから初めて下流工程に参画する方におすすめの記事ですので、ぜひ最後までお読みください。

下流工程とは?

下流工程とは、開発プロジェクトでのコーディングや、テスト、などの工程のことを指します。具体的には、コーディング、単体テスト、結合テスト、などが含まれます。下流工程では、上流工程で設計されたシステムを具体的に実装し、品質を確保する重要なフェーズです。

下流工程の業務範囲はどこまで?

下流工程においてエンジニアは、具体的な実装やテストを担当します。役割と業務範囲は以下の通りです。

業務1:コーディング

上流工程で設計されたシステムや機能をプログラミング言語を用いて実装します。参画にはプログラミングの実務経験や資格の有無がモノを言います。

業務2:単体テスト

コーディングされたモジュールが正常に動くかどうかのテストがされます。実際のプロジェクトであればテスターとしてテスト専門のエンジニアを配置するこがほとんどです。

業務3:結合テスト

単体テストで確認したモジュールを組み合わせて全体としてシステムが機能するかどうかのテストを行います。

下流工程に携わるエンジニアとその役割

下流工程では以下のようなエンジニアが携わります。

  • プログラマー

プログラマーは上流工程で設計されたシステムや機能をコーディングによって実装します。案件によりますがプログラミング言語の習得やコーディングの実務経験が必須になることが多いです。

  • テスター

テスターは単体テストと結合テストを実施します。テストでは本番環境におけるあらゆるケースを想定した動作チェックを行います。コーディング同様に成果物の品質を大きく左右するため重要な役割です。

下流工程のエンジニアに必要なスキル

下流工程を担当するエンジニアにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

必要なスキル1:コーディングスキル

コーディングやテストに必要なプログラミング言語や開発ツールの知識が必要です。

必要なスキル2:テスト&デバッグのスキル

ユニットテストやシステムテストを実施するためのテスト技術や手法に精通していることが重要です。さらに、問題の発見や修正に必要なデバッグのスキルも同様に必要となります。

必要なスキル3:コミュニケーションスキル

開発はチームで進めます。リーダーやマネージャー、同僚とのコミュニケーションをとれるスキルは必須です

まとめ

いかがでしたか?下流工程では、エンジニアが具体的なシステムやソフトウェアの実装やテストを担当します。自身のコーディングやテストがシステムの品質向上につながるため、やりがいを感じられます。コミュニケーション能力や品質意識なども求められるため、幅広いスキルを身につけることが重要です。

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